午後の園庭遊びのひととき、11月は遊びの広がるときでもあります。

運動会が終わってから、遊びが急速に広がり始めました。

広々していた園庭ですが、いまちょうどよいくらい。

これから遊びが更に広がったり、かけあしで体力がついてくると、

手狭に感じるようになってきます。

同じ園庭なのに、広く感じたり狭く感じたりするので

ちょっぴり不思議な気分です。

さて、遊びの広がりと共に、ケガが増えています。

季節的に多くなる時期ではあるのですが、

程度のひどいものや、同じ場所で発生するものがあり

先生達と危機感を共有したところです。

一緒に遊びながら、興奮がエスカレートし羽目をはずしそうになると

「それよかったかな?」とルールを思い出すような声がけをしたり

危険が伴う遊具の近くについて、見守ったり、出来たことを認めたりしながら

同時に遊びのルールを確認したりということを、これまで以上に気を張って

行ってくれています。

安心・安全の確保は当たり前のことと思われるでしょうが、

園の方針である「できるだけ制限をつけずに遊ばせる」ように心がけながら

その当たり前を継続することはそれだけでなかなか大変です。

先生達の目配り心配りに感謝をするばかりです。

子ども達の遊びの様子にも良い変化が現れ始めました。

卒園までに育みたい10の姿に「道徳性・規範意識の芽生え」があります。

その中に「決まりを守る必要性がわかり、

自分の気持ちを調整し友達と折り合いをつけながら、

決まりを作ったり、守ったりするようになる。」

とあります。著しく発達するこの時期、

体と心のバランスを整え方を、

経験を通して身に付けて欲しいと思います。

写真は25日の様子