お釈迦様のお悟りの記念日「成道会」をお祝いしました。

昨日ついたお餅をもってお寺にお祝いのお参りに行きました。

写真は園児代表でお稚児さんです。

今日のお話は仏典にある仏様の前世物語、ジャータカのお話しです。

森にある、おいしいマンゴーを独り占めしようとした人間の王様と

独り占めするために殺されそうになる猿の群れ、

そしてそのリーダー(お釈迦様の前世)の物語です。

仲間を救うために、体を橋にして向こう岸に渡そうとする姿(利他)、

猿のリーダーとして命をかけてなすべき事をすることの重要性(正しい行い)

などが盛り込まれたお話しです。

成道にかかわる様々なお話しを一枚の絵にした「成道図」が

真福寺ありますので、その絵を見せながらの物語でした。

成道会のお祝いにお寺にお参りに行きました。お餅もお供えし心静かに手を合わせました。

12月8日は今から2500年前にお釈迦様が悟りをお開きになられた記念の日です。

子供たちは本堂に集まり、心静かに正念をしました。

正念は正座をしながら心を落ち着けることをいいます。

子供たちには座禅のように足を組むことができないので正座をしています。

今回は園長先生のお話として、ジャータカと言う物語の中から

お釈迦様の生前のお話をしました。

最後に成道会、餅つき、園歌を歌いました。

お供えされたお餅を食べながら無邪気な子供たちの声に

お釈迦様も喜んでくださったことでしょう。