学校評価について

令和6年度について、学校評価委員会を開催しました。協議の内容・資料を公開します。

令和7年3月31日に学校評価委員会を開催。
以下について報告・協議を行いました。

〇 協議(要約は以下の通り)

協議内容について

 【意見まとめ】
・園児や職員の人数が多い中、評価を丁寧に取りまとめる姿勢は素晴らしい。
・保護者からのアンケートで感謝や先生の労をねぎらう言葉が多いのはよい。運営ができているからだと思う。発表会の熱気も素晴らしかった。

・保護者意見から対応のよい先生が多いとは思うのだが、ばらつきがあると感じられているのがもったいない。人間なのでいつも気分のいいときばかりではないと思うが、その感情を子どもや保護者に向けないように研鑽して欲しい。

・安全管理については、遊具の取り扱い方などについて職員で研修すると共に、園児に適切な使い方が身につくよう、対応を心がけて欲しい。

・教職員の地域への貢献が低いが、経験の浅い先生が多いためではないかと思う。今後の研鑽に期待している。

・研修研究については「質の向上」が求められているので、計画的に取り組めるようにすることは出来ないだろうか?

・補助の先生方の教育理念や教育課程・指導計画が低いのは今後注目していく必要があると思う。園全体で園児に向き合うためには、そういったことを共有していくことが第一歩。

理事会・評議員会及び設置者への報告について

 アンケートの結果や協議の内容については、設置者臨席の下、引き続き開催された評議員会・理事会で園長が報告を行いました。

令和7年度の取り組みについて

学校評価委員の取りまとめ内容は、学園の理事・評議員に報告をしました。園長が対応を検討し、学園設置者に以下の取り組みを行うことの承認を受け、経営計画に盛り込み実施こととなりました。

・保護者からのアンケートで感謝や先生の労をねぎらう言葉が多かった。
→引き続き現在の取り組みを継続

・先生のばらつきについて、感情を子どもや保護者に向けないように意識の向上が必要だと感じる。
→経営計画に明記すると共に、定期的に職員会議で共有をはかる。また教職員でお互いに注意を喚起できるように雰囲気を作る。

・園庭の安全管理について。
→保護者からのリスニングで石の山やブランコ、回転遊具で遊ぶ際に感じたことがあるとのことが分った。遊具の取り扱い方、教職員配置などについて研修すると共に、園児に適切な使い方が身につくよう言葉がけなどの研鑽を行う。

・教職員の地域への貢献についての自己評価が低い。
→個人活動ではなくクラスや学年運営などで意識を持って取り組めるように呼びかける。「質の向上」が求められているので、計画的に取り組めるようにすすめることができないか検討する。

・質の向上について
→質の向上を組織的にはかることの出来る制度の導入を検討する。

・補助の先生方の教育理念や教育課程・指導計画が低い。
→園全体でチームとして園児に向き合うためには、そういったことを共有していくことが第一歩。経営計画を説明する場を設け、共通意識を図る。また教職員用の連絡ノートを活用し、日々の連絡をしながら意識向上を図る。

【資料】

議事録 南陽幼稚園・ちゅうりっぷ評価委員会議事録
資料1 南陽幼稚園正職員自己評価
資料2 南陽幼稚園補助教諭自己評価
資料3 学校関係者評価(近隣園の先生・小学校の先生・保護者・評議員)
資料4 ちゅうりっぷ教職員自己評価
資料5 ちゅうりっぷ保護者アンケート集計
資料6 幼稚園保護者アンケート集計