新年を前に、鏡餅を作りました。お寺ではお餅つきは30日に行うことが多いです。

年末にお餅をつくお宅が少なくなってきているように思います。

お寺では「餅つき機」を使っての餅つきですが、毎年12月30日に行っています。

28日とか29日とかに行えばもう少し時間の余裕が

取れるのではないかと思うのですが、

「苦の餅はつかない」と言う言葉が伝えられており、

29日にお餅をつくのは縁起が悪いのだそうで、

代々30日に行っているそうです。

この日はお昼前ごろから、夕方にかけて

お寺参りの方も多く、風呂敷や紙袋に鏡餅を作って

仏様にお供えをしにいらっしゃいます。

「今年はみんなで集まってお餅つきが出来たよ!」

と嬉しそうにできたてのお餅を見せてくれた

おばあちゃんもいました。

みんなで集まることが出来るって、それだけで嬉しいことですね。